学生を対象とした環境内部監査員養成セミナーが,遠隔授業で令和2年8月31日(月)~9月3日(木)(延べセミナー時間23.5時間)に実施されました。
 遠隔授業は,三重大学Moodle(三重大学公式のe-Learningシステム・授業のためのグループウェア・コミュニティツール)と,Zoomを併用しながら
 実施しました。
 このセミナーは,三重大学環境マネジメントシステムのPDCAサイクルのC(点検)の部分で重要な役割を担っている環境内部監査の理解を深めてもら
 うために,環境内部監査員の養成を目的に毎年実施しています。


2日目の授業(Zoom画面)の様子

実際に三重大学環境内部監査に携わることを目的として,環境マネジメントシステム(ISO14001)の知識の取得,内部監査技術の習得と,演習では
 「質問力の向上チームワークの実習」,「環境影響の抽出チェック」,「監査結果報告書の作成実習」,「是正処置を考える実習」のグループワー
 ク・ロールプレイを行うことで,実務能力を養いました。


2日目の授業(Zoom画面)の様子


3日目の遠隔授業でグループ討議する学生
(学生にはホームページの公開の承諾をもらい撮影しています)

集中講義の受講学生6名が新たに環境内部監査員となり,現在の三重大学環境内部監査員は,教職員239名,学生49名,計288名(令和2年3月末の
 数値から,卒業生(22名)と教職員の移動・退職者数(3名)を考慮しています)です。