10月3日(火)、4日(水)、標記サーベイランス審査がSGSジャパン株式会社により行われました。審査の結果、不適合は発見されず、運用している環境マネジメントシステムが有効に機能していると判断され、継続が決定しました。

審査は、最高環境責任者である駒田学長のインタビュー、サンプリングにより選定された対象部局に環境マネジメントシステムの運用状況の確認やサイトツアーなどが行われました。

駒田学長のインタビューでは、今後の方向性と目標について次のように説明がありました。

・本学の学生には、考えなくても人と環境に優しいことができるような文化が根付く大学を目指したい。また設備などのハード面の取組みから、一人ひとりの環境意識が育めるようなハート面の取り組みへと発展させていきたい。

・キャンパスのみが良くなるだけでなく、地域社会が良くなるように学生を育成し輩出したい。

・環境マインドの評価の仕方は定量的には難しいかもしれないが、評価は感覚ではなく、活動の熟成度を上げていくことがわかるような定性的な評価もある。例えば、ゴミを拾うことを意識しなくてもできるようになることが熟成度を上げる評価のひとつ。しかし、評価にはいろいろなファクターが考えられるので評価手法の構築から進めて行きたい。

・環境活動に限らないが、文部科学省が考える半歩先を行くような活動を目指していきたい。

・本学の取組みには、人材育成と人材が活躍できるネットワークの両方が必要となり、組織対組織の繋がりを持つことが大切と考え29市町と協定を持った。環境マインドの育成・評価の仕方に関してはパイロットスタディーも検討してはどうか。

三重大学は今後も、大学の社会的責任を果たすために、環境方針の基、環境マネジメントシステムを主体として環境活動を積極的に行い、世界に誇れる環境先進大学を目指していきます。

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学長インタビュー             教育学部

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国際環境教育研究センター            人文学部

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環境ISO学生委員会              施設部

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地域イノベーション推進機構            財務部

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医学系研究科・医学部            地域人材教育開発機構