『あなたの未来に対する関心は?SDGsの取り組みを自己チェック』が実施できます。


毎年11月と12月は、環境イベントの開催が多くあります。
本学国際環境教育研究センターでは、日頃の環境活動の紹介と環境活動の機会となる科学的地域環境人材(SciLets)育成事業の広報を主にブース展示をします。


SDGsの取り組みを自己チェック
学内および地域においても、SDGs(持続可能な開発目標)についても十分な認知度があるとは言い難い状況を踏まえて、2018年度の展示ブースにおいて新たな取り組みとして、『あなたの未来に対する関心は?SDGの取り組みを自己チェック』のチェック表を配布します。


先ずはSDGsを身近に感じて頂くために、本来169項目のターゲットを学生や社会人の一人ひとりが、知りそして感じてもらうために、ターゲット項目を36項目に絞り、設問を「思うかどうか?」という問い掛けスタイルにしました。

自分の関心事項に気付いたら、何ができるか考えて、あとはAction!
自分の思いを可視化するため「レーダーチャート」で回答結果を示しました。 自身の思いと、SDGsの目標ターゲットが合致することがある(合致することが多い)ことに気付くことからはじめて、自分事と考えて何ができるのか、そして行動(Action)をすることへの誘いを目的としました。

自己チェックリストの公開
●印刷版
2018年度の環境イベントでは、三重大学のブースにおいて、試行的に『あなたの未来に対する関心は?SDGsの取り組みを自己チェック』を配布します。
配布するチェック表は、両面刷りで、設問面に折りの印を付けてあります。
(使い方)
①設問面のチェック項目(36項目)で自分の思いと合致する項目をチェックする。
②中ごろにある破線で、谷折りをする。
③裏面にチェックした項目の点数を、17の目標項目ごとに足し合わせる。
④足し合わせた点数を、右のレーダーチャートの目標項目に合わせて点数に丸を付ける。
⑤隣り合わせの目標を線で結び17項目を繋げる。
レーダーチャートの記載で自己評価完了です。
評価の結果として、円形に近づけば17項目のバランスよく意識ができていて、鋭角に突き出した個所があれば特に関心が強い目標項目だと判断ができます。また、円が大きければ大きいほど、SDGsに関心があることを示せます。


使用制限はかけていません。
自由に改変して使用いただいても結構です。
※印刷用


●エクセル版
本国際環境教育研究センターのホームページにおいてもエクセル版を公開します。
(使い方)
①設問面のチェック項目(36項目)で自分の思いと合致する項目をチェックする。
②チェックした項目は自動で採点され17の目標項目ごとにレーダーチャートが作成されます。
レーダーチャートの記載で自己評価完了です。
評価の結果として、円形に近づけば17項目のバランスよく意識ができていて、鋭角に突き出した個所があれば特に関心が強い目標項目だと判断ができます。また、円が大きければ大きいほど、SDGsに関心があることが示せます。


使用制限はかけていません。
自由に改変して使用いただいても結構です。
※Web用Excel


 自己チェック表作成の経緯 
三重大学では、例年の6月の環境月間に合わせて、6月と7月にSDGs(持続可能な開発目標)認識月間として三重大学オリジナル企画 「SDGsを認識する月間」を創設して学生向けに普及活動を行うことを目的に実施をしました。
  また、9月には環境報告書2018では、各掲載記事に関して、SDGsの169のターゲットと照らし合わせて17の目標のマークを表示し、学生には本学の環境活動を知る機会と合わせて、SDGsについても知るツールとして環境報告書を活用しようと考えています。

SDGsに関しては、学生のみならず、地域ではまだまだ目にする機会が少ないように思われます。さらに、169項目のターゲットとなるとSDGsを示したリーフレットを目にしても、具体的なターゲットを読み込んでいる人数は一層少なくなっていると思われます。
 そこで、169項目のターゲットを36項目に絞り、読み飛ばすことが無いように、1項目ずつチェック項目とすることで、自然と全項目を読み込むことができるチェックリスト方式を取り入れました。設問項目は、すべて「そう思う」と回答がしやすく、結果すべての項目で「そう思う」と回答してしまうようにしています。自身の回答結果で、「自分の考えはSDGsの考え方に合致している」と認識していただくことも、周知の方法としては良いと判断をして、今回の自己チェックの作成となりました。