8月30日(火)午後から9月2日(金)午前、標記審査がSGSジャパン株式会社により行われました。審査の結果、不適合は発見されず、運用している環境マネジメントシステムが有効に働いていると判断され、審査登録の更新が確認されました。また、2015年版への対応が実施されていることも確認されました。

 三重大学は、平成19年11月に全学部同時にISO14001を認証取得し、3年周期での更新で、認証取得後1、2年目は、維持審査(サーベイランス)、3年目は、更新審査が行われています。

審査は、最高環境責任者である駒田学長のインタビュー、全部局対象に環境マネジメントシステムの運用状況の確認やサイトツアーなどが行われました。

駒田学長のインタビューでは、重要なのは工夫をこらして節約しながら教育環境を提供すること、EMSを「三重大モデル」として地域の方々の研修の場にしていきたい等、今後の方向性と目標について、説明がありました。審査員からは、「省エネ効果などのデータを社会に示していただくと良いと思う。また、企業は、CSR(企業の社会的責任)担当の人材育成に力を入れており、三重大学で環境に関する研修が受けられるのであれば、ニーズがあると考えられる」と話がありました。

大学の社会的責任として、環境方針の基、環境マネジメントシステムを主体として環境活動を積極的に行い、世界に誇れる環境先進大学を目指して環境活動を推し進めていきます。

ISO14001_2016_1.jpg

ISO14001_2016_2.jpg