環境報告書2011

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2.トピックストピックスTOPICS3環境・情報科学館環境教育の情報発信拠点(環境・情報科学館)環境・情報科学館は環境教育の普及・啓発や、デジタル時代に対応した学習スペースを学生らに提供する目的で本学の学生や....

2.トピックストピックスTOPICS3環境・情報科学館環境教育の情報発信拠点(環境・情報科学館)環境・情報科学館は環境教育の普及・啓発や、デジタル時代に対応した学習スペースを学生らに提供する目的で本学の学生や教職員だけでなく地域住民も利用できる建物として平成24年3月オープンを目指して建設中です。鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積約2,200m2。1階は交流スペースで、研究成果を分かりやすく展示し、環境を学べるコーナーを設置し、環境団体や企業、自治体などと連携し、環境教育の情報発信拠点とします。一般市民も自由に展示物を見ることができます。2、3階にはインターネット回線や遠隔地と映像と音声で通信ができるスペースを設けるなど情報設備を充実して、学生らが少人数グループで自由に学習に利用できる自習スペースを設けます。環境・情報科学館は環境に配慮した建物として、CASBEE―新築(簡易版)でSクラスの評価を受けています。CASBEE(建築環境総合性能評価システム:ComprehensiveAssessmentSystem forBuiltEnvironmentEfficiency)は、建物の環境性能を総合的に評価、格付けする手法で、国土交通省の主導の下、省エネや資源の有効活用など環境負荷を低減させる側面と居住者の快適性や景観への配慮など環境品質を高める側面の双方を総合的に評価し、「S」「A」「B+」「B-」「C」の5段階で格付けします。CASBEE Sクラスは最も環境効率の高い建築物としての評価となります。CASBEEは、環境配慮設計のための自己評価ツールや、資産評価のラベリングツールとして、国や地方自治体の環境施策への利用などさまざまな目的で活用が広まっています。また、この建物の屋上には20kWの太陽光パネルを設置して同館で使用する電気を賄うほか、屋根の熱負荷を低減するために屋上緑化、外壁の熱負荷低減のために壁面緑化や開口部には複層ガラスを採用します。また地下水を利用した空調システムを導入することにより節電を図ります。完成予想図10 Environmental Management Report 2011