環境報告書2011

環境報告書2011 page 51/84

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7.環境コミュニケーション附属中学校の取り組み附属中学校では、6月の学校環境デーに合わせて、生徒会主催による学校周辺の清掃奉仕活動「クリーン大作戦」を毎年行っています。この活動には、生徒だけでなく、保護....

7.環境コミュニケーション附属中学校の取り組み附属中学校では、6月の学校環境デーに合わせて、生徒会主催による学校周辺の清掃奉仕活動「クリーン大作戦」を毎年行っています。この活動には、生徒だけでなく、保護者・教師・教育実習生の協力を得て、300人ほどの参加があります。作業を通して、連帯感を深めると共に、地域社会に貢献し、地域の学校であることの意識を高めることを目的としています。第3学年の理科では「放射線の利用」について学びました。まずは、放射線について概要を説明した後、放射線量測定器を使い、班毎に測定活動を行いました。理科室だけに留まらず、駐車場などのアスファルト上、植物の生えているところ、給食調理室付近など、さまざまな場所における放射線量を測定しました。その後、理科室に於いて、船底塗料を試料として、コンクリート遮蔽による放射線の減少実験を行いました。いずれの測定においても、生徒たちは熱心に取り組んでいました。当然のことながら、測定だけで学習を終えるのではなく、日本における放射線の利用のされ方や、扱いによっては重大な事故に引き起こす可能性があることの危険性についても学習しました。附属特別支援学校の取り組み■身近な自然とのふれあいから・・・たくさんの草花や木々に囲まれた心地よい空間の中に附属特別支援学校は建っています。さらに、学校の周辺には公園があったり、川が流れていたりと、とても恵まれた自然環境が広がっています。春●よもぎ摘み●ぽかぽかと心地よい春の陽気に誘われてみんなで春を探しにしゅっぱーつ!採った「よもぎ」はこの後、「よもぎだんご」に。みんなでほろ苦い春の味を堪能しました。総合的な学習の時間に行われる「チャレンジ」では、子供たち自身が実際に木々や草花に触れることで季節の移り変わりを肌で感じ、自分の感性や五感を鍛えながら楽しく自然と触れ合う時間を大切にしています。夏●木の実採り●梅、やまもも、桑の実。採った実は、そのまま食べたり、ジャムにしたり・・・鳥さんに先を越されていないかな!?ドキドキしながら木をのぞきます。環境コミュニケーション●土盛り●身近な草も立派なアートに●どんぐり拾い●秋食べられるどんぐりを見極めて拾います。加熱して食べたり、クッキーにまぜたりしていただきます。●鯉つり●冬眠中の鯉を狙って鯉つりに●パン焼き●冬竹に生地を巻きつけ、炭火でじっくり焼きます。もちろんつけるのは自分たちで作ったジャム!自然のものに触れ、おっかなびっくりな子、泣きっ面の子、でも最後はどの子も笑顔いっぱいになりました。楽しみながら自然と触れ合うことで、自然の恵みに気づき、身近な自然を大切にする心が育ってくれたら嬉しいです。Environmental Management Report 2011 49