環境報告書2011

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9.環境に対する規制についての対策排水量および水質■排水処理施設と規制値上浜キャンパスには、排水処理施設(水質汚濁防止法による特定施設)が2基あります。下記の生活排水処理施設および医学部附属病院合併処理....

9.環境に対する規制についての対策排水量および水質■排水処理施設と規制値上浜キャンパスには、排水処理施設(水質汚濁防止法による特定施設)が2基あります。下記の生活排水処理施設および医学部附属病院合併処理施設のデータは、定期的に行っている水質の検査値です。また、排出される処理水は河川を経由して伊勢湾の水域に放流しているため、水質汚濁防止法の総量規制の対象となっており、COD、全窒素及び全リンの排出量について、放流水の自動計測を行っています。排水処理施設水質分析装置【生活排水処理施設のデータ】(平成22年度実績)【医学部附属病院合併処理施設のデータ】(平成22年度実績)項目規制値単位最大実績最小平均項目規制値単位最大実績最小平均排水量m3/日1,996.0222.9968.8排水量m3/日724.5189.4450.1pH5.8~8.6ー7.56.97.2pH5.8~8.6ー8.94.56.6BOD130(100)mg/l1ー1BOD130(100)mg/l43110COD130(100)mg/l423COD130(100)mg/l32314濃度規制SS全窒素全リン130(100)mg/l120(60)mg/l16(8)mg/l3161.3ー4.80.5729.70.90濃度規制SS全窒素全リン130(100)mg/l120(60)mg/l16(8)mg/l67243520.162312.42大腸菌群数(3,000)個/m31,70017277大腸菌群数(3,000)個/m3390397ホウ素10mg/l0.020.020.02ホウ素10mg/l0.070.040.06総量規制アンモニアCOD全窒素全リン10040403mg/lkg/日kg/日kg/日1528.1738.066.034.80.171.650.229.64.4411.661.17総量規制アンモニアCOD全窒素全リン10040403mg/lkg/日kg/日kg/日※pH:水素イオン濃度BOD:生物化学的酸素要求量COD:化学的酸素要求量SS:水中の浮遊物質量ホウ素:ホウ素およびその化合物アンモニア:アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物★1BOD、COD、SS、全窒素、全リン、大腸菌群数の規制値は「最大(日間平均)」で表示しています。★2平均とは、各測定値を合計し、測定回数で除した数値を算出して表示しています。★3-で表記されているものは、定量下限値以下(検出されない)です。★4記載がない下記の規制項目は、すべて定量下限値以下(検出されない)です。カドミウムおよびその化合物、シアン化合物、有機リン化合物(パラチオン、メチルパラチオン、メチルギメトンおよびEPNに限る。)、鉛およびその化合物、六価クロム化合物、ヒ素およびその化合物、水銀およびアルキル水銀その他の水銀化合物、アルキル水銀化合物、ポリ塩化ビフェニル(PCB)、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、1,1-ジクロロエチレン、シス-1,2-ジクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタン、1,3-ジクロロプロペン、チラウム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレンおよびその化合物、フッ素およびその化合物2016.5013.878.308.51.221.050.0814.314.055.260.98環境に対する規制についての対策■検査値の考察放流水において総量規制の項目について規制値の超過がありました。原因は計測装置のサンプリングチューブ内に浮遊物質が滞留したことによる誤測定と推測されます。これらに対応するため、平成23年度に装置の改修を予定しています。また、PHの規制値超過については排水の流入量に比べ曝気量が多いことが原因でありましたが、曝気量を調整したことにより現在は正常に運転しております。Environmental Management Report 2011 57