環境報告書2011

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9.環境に対する規制についての対策大気汚染防止法平成21年度には、ボイラー設備の燃料としてエマルジョン燃料を使用して暖房を行っていたため、NOx値が超過しましたが、平成22年度は燃料をA重油に戻して排ガス規制....

9.環境に対する規制についての対策大気汚染防止法平成21年度には、ボイラー設備の燃料としてエマルジョン燃料を使用して暖房を行っていたため、NOx値が超過しましたが、平成22年度は燃料をA重油に戻して排ガス規制値を超えない事を確認しています。化学物質の取り扱い量本学は「特定化学物質の環境への排出量の把握および管理の改善の促進に関する法律」で定める対象業者であるため、化学物質の取扱量を集計し年間取扱量が指定数量以上の場合、対象物質の排出量・移動量を三重県知事に報告しています。実験廃液については、有機溶剤を使用した実験研究が活発となったことから有機系廃液が増加し、従来では年間2回収集を実施していましたが、平成22年度は3回実施しました。廃液の外部委託処分については環境ISOを取得している企業に依頼し、マニフェストを確認し保管しています。【上浜キャンパス化学物質取り扱い量】指定化学物質の種類単位H18年度H19年度H20年度H21年度H22年度特定第一種指定化学物質(kg/年)110.4113.399.973.0207.8第一種指定化学物質(kg/年)2,658.42,458.03,344.23,175.43,470.9第二種指定化学物質(kg/年)1.02.01.11.12.13【上浜キャンパス化学物質取り扱い量推移グラフ】250特定第一種指定化学物質第一種指定化学物質第二種指定化学物質40002.520035002.0環境に対する規制についての対策1501.530001001.02500500.5020000.0kg H18年度H19年度H20年度H21年度H22年度kg H18年度H19年度H20年度H21年度H22年度kg H18年度H19年度H20年度H21年度H22年度声施設部施設管理チームに勤務して、5年となり、施設の維持管理や設計などを担当しています。三重大学は総合大学であり学生・教職員合わせて約9,000人が教育・研究活動をしております。それに伴い、大学からは生活排水や化学物質などが排出されますが、法令に則りそれらの排出量を測定し報告しております。施設管理チームが監視している生活排水処理施設は上浜団地の生活排水(汚水・雑排水)を処理しており、24時間稼働しています。この処理施設は、水質汚濁防止法の特定施設に該当しており、排水の水質が基準値以下であるかどうか監視をしております。また放流水については、第3者機関により水質測定を依頼しています。また、周囲の環境にも配慮する必要があり、常に処理施設の清掃に心がけています。施設部施設管理チーム村林正紀排水の番人58 Environmental Management Report 2011