環境報告書2011

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概要:
11.環境マネジメントシステムの概要環境マネジメントシステムの概要■環境マネジメントシステムとは環境マネジメントシステムとは、組織が環境の方針(Policey)を定めて、目的と目標を設定し、取り組みを実施するた....

11.環境マネジメントシステムの概要環境マネジメントシステムの概要■環境マネジメントシステムとは環境マネジメントシステムとは、組織が環境の方針(Policey)を定めて、目的と目標を設定し、取り組みを実施するための「計画(Plan)」を決めて「実施活動(Do)」し、「活動状況を確認(Check)」したうえで、次の活動へと進むために「見直し(Act)」をして継続的に改善をする仕組み(PDCAサイクル)のことです。ISO14001では、組織を会社、事業所、自治体、団体を指し、ここでいう組織は、三重大学です。マネジメントレビュー(A)継続的改善汚染の予防環境方針点検(C)・監視および測定・順守評価・不適合並びに是正および予防処置・記録の管理・内部監査実施及び運用(D)・資源、役割、責任および権限・文書管理・力量、教育訓練および自覚・運用管理・コミュニケーション・緊急事態への準備と対応・文書類計画(P)・環境側面・法的およびその他の要求事項・目的、目標および実施計画【PDCAサイクルによるマネジメントシステム】本学では独自の環境マネジメントシステムを構築・運用して、国際的な環境マネジメントシステム規格のISO14001の規格に合った取り組みをしています。2010年度の環境マネジメントシステム活動として、環境方針とそれを達成するため行われた「マネジメントシステム体制(組織図)」、「環境目的・目標」、「目標の達成状況」、「環境内部監査」、「外部機関による審査(更新審査)」、「学長による見直し」の項目ごとに分類し報告します。【平成22年度の環境方針では、次のような取り組みを進める決意を表し活動をしました。】教育環境マネジメントシステムの概要(1)持続可能な社会の実現に向けて、地球規模で環境を学んで地域に立脚し実行できるよう、鋭い観察力、強靭な思考力、的確な判断力を養うための環境教育プログラムを開発し、先進的な環境知識と行動力、環境マインドを兼ね備えた学生を社会に輩出する。研究(2)地域の企業・行政・研究機関との協働による環境科学技術研究を重点的に推進する。大学キャンパスや施設を活用し、地球温暖化防止、自然共生、資源・エネルギー利用等の革新技術の実現化立証に供する。社会貢献(3)自然環境を生かした美しい大学として施設を創設・整備して市民に開放しつつ、地域社会で活動する各種環境団体・市民団体・企業・行政等との協力関係を結んで地域との協働の場として活用し、情報発信の拠点とする。業務運営(4)全学が、ISO14001規格に準拠した環境マネジメントシステムを運用することにより、大学自らが資源の利活用やエネルギー消費低減に努め、低炭素社会・循環型社会の実現に向けて努力する。64 Environmental Management Report 2011