環境報告書2011

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12.第三者評価シャープ株式会社との意見交換会平成23年9月7日、シャープ株式会社三重工場においてシャープの皆さまと、三重大学環境報告書2011、シャープ環境・社会報告書2011およびシャープ株式会社三重工場サイト....

12.第三者評価シャープ株式会社との意見交換会平成23年9月7日、シャープ株式会社三重工場においてシャープの皆さまと、三重大学環境報告書2011、シャープ環境・社会報告書2011およびシャープ株式会社三重工場サイトレポートに関する意見交換会を開催しました。毎年新しいアイデアが盛り込んである点や環境ISO学生委員会の活動が学内にとどまらず、年々発展している点など優れた側面や改善すべき側面について、企業の視点から貴重な意見をいただきました。三重大学「環境報告書2011」は、今回いただいた貴重な意見を反映し制作しております。下記に主な意見を紹介します。■シャープ株式会社からの三重大学「環境報告書2011」についての指摘とそれに対しての回答主な意見回答全体的に活字が多い。「カーボンフリー大学」構想に向けたロードマップが小さくて分かりにくい。取組と取り組みなど言葉が統一されていない。文章を見直し、写真・表なども増やしました。できるだけ大きくして、見えるようにしました。統一しました。ページ数が多すぎる。全体に見直し少なくしました。■三重大学との意見交換について平成22年度はエコ大学ランキング総合1位、環境コミュニケーション大賞環境配慮促進法特定事業者賞3年連続受賞など4つの環境関連の賞を受賞されたことは、まさに「世界一の環境先進大学」を目指した取り組みの成果が着実に実っている証であると思います。さらに、これらの取り組みは学校側だけでなく学生にもその志が浸透しており、学生だけの取り組みをみても企業の取り組みと遜色のない活動をされておられるのには感嘆するとともに私どもも学生には負けられないという対抗意識を少しばかり感じてしまいました。学校側の意識や取り組みは高いものの、それに学生がついていけていないという大学が多く見られる中で、三重大学は学校側と学生のベクトルを合わせてともに高い目標に向けて共同体で取り組んでおられることが、随所にみられ、このような大学があることに敬服するばかりです。また、この環境報告書が他大学と異なるのは学校側が一方的に作成するのではなく、学生が中心になって作成し、教職員はそれを指導・サポートしているという点があげられます。これは大学は「学生が主役」であることをまさに実践されている大学であると評価しています。意見交換会では、環境ISO学生委員会の方から取り組みなどを紹介していただきましたが、上記のとおりその活動の多彩さには驚くとともに感服いたしました。今年の報告書に関しては東日本大震災発生により、社会的に防災の意識が高まる中で防災をテーマに特集を組まれています。これは世の中の動向に注目したタイムリーな特集であり、三重大学の防災への対応や考え方がよくわかるもので非常に評価できるものと考えます。約80ページにわたり、ぎっしり詰め込まれた今年の報告書は内容がとても濃いものになっています。ただあまりにも濃すぎて文字がぎっしり詰まって読みにくくなっているように感じます。取り組みをすればするほど、伝えたい内容も多くなり、文字が多くなって読みづらいものになってしまいます。悩ましい問題とは思いますが途中で読み疲れをおこさないような工夫を皆さんで考えていただければ、よりすばらしい報告書になることはまちがいないと確信しています。今後はさらに連携を図り、その中で互いに刺激しあうことで両者の目指す目標に近づいていければと考えています。何卒よろしくお願い申し上げます。シャープ株式会社ディスプレイデバイス事業本部三重環境安全推進センター長第三者評価Environmental Management Report 2011 75