本学は、グリーン購入ネットワーク(GPN)が主催する「第24回グリーン購入大賞」において、『大賞』を受賞しました。本学は、第17回のグリーン
購入大賞の受賞に続き大学としては初となる2度目の受賞です。
このグリーン購入大賞は、積極的にグリーン購入の普及に取り組み、多くの成果をあげている団体を表彰し、広く社会に公表することにより、
グリーン購入の拡大と質的向上とを図ることを目的とする表彰制度です。
今回、本学は「地域環境X(Local and Environmental Transformation)を担う科学的地域環境人材(SciLets)の共創育成プログラム」が評価され受賞に至り
ました。
【 評価ポイント 】 |
左 金子聡副学長、右 グリーン購入ネットワーク会長(審査委員長 梅田靖氏)
※表彰式は、金子聡副学長(国際・環境担当)および本学関係者が出席し、伊藤正明学長の代わりに金子聡副学長が賞状を受け取りました
受賞スピーチをする金子副学長
受賞者との集合写真
(手前の右から2番目が金子聡副学長、同3番目_秋葉一彦氏(農林水産省大臣官房審議官)、
同4番目_田中哲也氏(経済産業省産業技術環境局審議官) 、
同5番目_堀上勝氏(環境省大臣官房審議官)、審査委員長_梅田靖氏)
環境・CSR情報サイト「ヴェイン」のWebサイトに、第24回グリーン購入大賞 表彰式について掲載されています。
詳しくは、こちらからご覧いただけます。
◆第17回グリーン購入大賞の受賞の記事は、こちらからご覧ください。
]]>地球温暖化に起因する気候危機に対処し、脱炭素社会・カーボンニュートラル社会の実現に貢献するために、本学は知の拠点として、また次世代の
人材育成のプラットフォームとしての役割を果たし、これに基づき、「環境・SDGs報告書2023」を公表いたします。
国際環境教育研究センターは、本学の環境・SDGs活動に関する総括だけでなく、常に、学内外、国内外のステークホルダーとのパートナーシップに
よって、本学の社会的責任を果たし、地域の共通価値の創造に貢献できる強力な機関として、さらなる前進を目指します。
「三重大学環境・SDGs報告書2023」を、是非ともお読みいただき、忌憚のないご意見をいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
「環境・SDGs報告書」は、こちらからご覧ください。
令和5年9月29日
副学長(国際交流・環境担当)
国際環境教育研究センター(MieGECER)
センター長
金子 聡
「カーボン・ニュートラルとSDGs」ビデオ講義(90分)の構成は下のとおりです。
・伊藤正明学長から挨拶
・地域環境と地球環境とその歴史
・環境配慮
・カーボンニュートラル
・SDGs
・環境リカレント教育推進部門長(丸山直樹教授)のまとめ
講義内容の理解を確認するためテストを含む構成で授業に活用します。
本学は、大学基本理念のもと、すべての構成員がSDGs(持続可能な開発目標)の趣旨を理解し、環境先進大学としての取り組みをさらに強化し、
環境・SDGsのプラットフォーム機能を築き上げ、カーボン・ニュートラル社会の形成などに向けた環境の諸課題を地域と共に探究し、新しい
コミュニティづくりの一翼を担う地域共創大学として、持続可能な社会の構築に寄与します。
環境・SDGsの活動を報告するため、総括環境責任者の尾西康充 理事・副学長と朴恵淑 特命副学長、環境内部監査責任者の石川知明先生、環境研究・ISO推進部門長の水木千春先生、国際交流センターの金子聡先生と、向井和人施設部長が参加し成果の報告を行いました。
令和4年度の環境マネジメントシステムの活動成果について報告を受け、伊藤正明 学長からは、令和5年度に向けた環境活動とSDGs関連の活動の向上を目指す指示と意見の交換が行われました。
伊藤正明 学長からは、「キャンパスの緑化に関して実績を伴う取り組み内容を検討し、学生の緑化に対するマインドを育むことも目指して、長期継続できる活動にすること」や「教職員の業務のスマート化まで目指したスマートキャンパスの実現を期待する」などの指示があり、令和5年度も、大学全体で指示の内容を環境・SDGsマネジメントシステムの計画に落とし込んで、実施を行います。
令和5年度の三重大学の環境・SDGsの活動も期待をしてください。
取り組む活動の様子は、国際環境教育研究センターのWebページで適宜報告をしていきます。
※ 行政機関の方針をうけて、3月13日に実施された「最高環境責任者(学長)によるマネジメントレビュー」では、マスクの着脱は各自の判断に
委ねています。
3月16日(水)に,伊藤正明学長と担当者の朴 恵淑特命副学長(環境・SDGs)は,「三重県SDGs推進パートナー登録証」を受け取り,地域共創大学として2030年の国連持続可能な開発目標(SDGs)及び2050年のカーボンニュートラル社会形成に向けて,教育・研究・地域貢献を通じた,地域・世界のトップランナーとなる決意を新たにしました。三重大学及び構成員は,名刺やホームページなどにオリジナル登録マークを使用できます。
「三重県SDGs推進パートナー登録証」を受け取った 三重県SDGs推進パートナー登録証
伊藤正明学長と朴 恵淑特命副学長(環境・SDGs) 国立大学法人三重大学 令和4年1月31日
※写真撮影時のみマスクを外しました。
三重大学は,2021年4月に伊藤正明学長による「三重大学環境・SDGs方針」を策定,公表し,積極的な活動を行っています。方針には,"全ての構成員がSDGsの趣旨を理解し,環境先進大学としての取り組みをさらに強化し,環境・SDGsのプラットホーム機能を築き上げ,カーボンニュートラル社会の形成に向けた環境の諸問題を地域と共に探究し,新しいコミュニティ作りの一翼を担う地域共創大学として,持続可能な社会の構築に寄与します"と明記されています。
「三重県SDGs推進パートナー登録」は,三重大学の先進的な環境・SDGsのさらなる発展的推進のために,三重大学の教職員,学生の全ての構成員はもちろんのこと,地域の産官学民とのパートナーシップによる成功事例を創り,ローカルからグローバルを繋ぐ「三重大学モデル」の構築・発展的展開に向けた,強力なターニングポイントとなります。
]]>12月1日(水)にトムスク国立大学(ロシア連邦)で開催された『第6回大学都市フォーラム』におきまして,坂内正明特任教授(地域イノベーション学研究科)がオンラインで登壇し,三重大学が実践している『スマートキャンパス事業』の建付けとその成果について下記のとおり発表しました(キースピーカーとして円卓会議のディスカッションに参加しました)。
バーンド・フィンケ氏 ファブリス・ルソー氏
(ドイツ連邦共和国総領事) (フランス大使館カウンセラー)
本フォーラムは,ロシア連邦政府がシベリアのノヴォシビルスク・トムスク地域に建設を進めている学術都市のグリーン化(スマート化)について,先行事例の知見を参考としながら討議することを目的としております。円卓会議には,ロシアをはじめ,ドイツ,イスラエル,フランス,及び日本からの識者が参加するところとなりました。
円卓会議『新技術と都市に係る持続可能な開発のための試験場としてのキャンパス』
オルガ・コレソワ女史(モデレーター) オンラインでラウンドテーブルに着く坂内特任教授
<スマートキャンパスの概要>
・低炭素社会の実現を目指した各種の省エネスキームについて,キャンパスをフィールドとして検証(実践)している事業。
・スマートキャンパス事業で導入した設備は,創エネ設備(風力発電,太陽光発電,ガスコージェネレーション),省エネ設備(デシカント空調,
直流LED照明),および蓄エネ設備(キャパシタと鉛のハイブリッド蓄電池),ならびにこれらの設備の運用制御や監視機能を司るエネルギー
マネジメントシステム(EnMS)から構成されている。
・スマートキャンパス実証事業では,27%の省エネルギー(CO2排出削減)の達成を確認している。
・スマートキャンパスの敷設については,国プロの導入(補助金の採択)とESCO事業の契約により,実質的な大学の費用負担は認められない状況
にある。
坂内特任教授のプレゼンテーション
三重大学は,地域共創大学としてカーボンニュートラル社会を目指して,伊藤正明学長のリーダーシップによる教育・研究・社会貢献・業務運営の基本方針となる「三重大学環境・SDGs方針」を制定し,2030年のSDGsの目標達成に向けて,積極的に取り組んでいます。
三重大学の学生(学部生,大学院生,留学生)を対象に,2030年のSDGs達成に向けた三重大学のあるべき姿について考え,SDGsの17の目標を達成するための具体的なアイデアを募集しました。2021年1月から5月までの募集期間を設け,応募件数15件の内,最優秀賞1名,優秀賞1名,入賞3名を選考し,伊藤正明学長,今西誠之理事・副学長の出席のもと,表彰式を行いました。まず,朴恵淑国際環境教育研究センター長から,「三重大学の2030年SDGs達成に向けたアイデア」募集の趣旨,受賞者のテーマについてSDGsの17の目標と関連付けた説明がありました。続いて,伊藤正明学長から表彰状及び三重大学の環境活動へのインセンティブとなるMIEUポイントが副賞として授与されました。
受賞者
最優秀賞 水間真哉さん(地域イノベーション学研究科大学院生)
*SDGs目標4 質の高い教育をみんなに(三重大学を地域住民の学びの場にする
優秀賞 小西凌さん(地域イノベーション学研究科大学院生)
*SDGs目標17 パートナーシップで目標を達成しよう(環境クラブ・サークルの三重大学生環境プラットホーム作り)
入賞 的場有咲さん(人文学部生)
*SDGs目標10 人や国の不平等をなくそう (年齢,性別,人種などの差別のない三重大学にする)
渡邊怜奈さん(生物資源学部生)
*SDGs目標10 人や国の不平等をなくそう(留学生の学び,外国人教職員の働きやすい三重大学にする)
奥田久瑠美さん(生物資源学部生)
*SDGs目標12 つくる責任つかう責任 (三重大学のペットボトルのリサイクル率を100%にする)
授賞式の後,伊藤正明学長から,2030年のSDGs達成に向けた,皆さんの素晴らしいアイデアを実現できる取り組みを,三重大学の多数を占める学生と教職員,地域の産官学民の皆様とのパートナーシップによって実現するために,一丸となって取り組むよう激励の言葉が述べられました。
※写真撮影時のみマスクを外しました。
CAS-Net JAPAN(サステイナブルキャンパス推進協議会)は,2014年に日本の国公立大学,私立大学,企業など44法人によって設立され,環境に配慮した大学設備と維持管理,環境負荷低減の大学運営,教育・学生の参画,地域・国際連携とネットワークなどを目的に活動を行っています。また,サステイナブルキャンパス活動を行なっている,韓国・中国・タイとの国際連携活動を行い,アジアの持続可能な社会形成に貢献しています。
三重大学は,設立時から中心的に関わっており,朴 恵淑特命副学長(環境・SDGs)は,CAS-Net JAPANの副会長として,サステイナブル・キャンパス賞(SC賞)の審査委員長をつとめています。
三重大学環境ISO学生委員会は,2009年からリユースプラザ活動を行い,卒業生から不要になった家具や家電製品を回収し,新入生に無償で譲渡する活動によって,廃棄物の削減に寄与するだけでなく,古本や放置自転車のリユース活動も並行して実施するなど,キャンパス全体で組織的に取り組んでいる点が高く評価されました。
「CAS-Net JAPAN 2022年次大会」は,10回目の記念すべき大会となることから,国内の大学だけでなく,韓国・中国・タイの諸大学からの参加を促し,2030年に向けた国連持続可能な開発目標(SDGs)のさらなる発展的展開を図ることも期待されています。「CAS-Net JAPAN 2022年次大会」の開催校として,朴 恵淑特命副学長(環境・SDGs)が「地域共創大学三重大学の環境・SDGsの先進的取組」について発表し,三重大学の教育・研究・社会貢献・環境・SDGs・三重大学のビジョンについて積極的なアピールを行い,また,「CAS-Net JAPAN 2022年次大会」の成功に向けて,緊密な大学間連携を呼びかけました。
地域共創大学としてカーボンニュートラル社会形成に向けた「三重大学モデル」が,「CAS-Net JAPAN 2022年次大会」を通じて,産官学民のパートナーシップによって一層加速され,さらなる発展的展開に繋がることが多いに期待できます。
]]>
国連持続可能な開発目標(SDGs)は,環境・経済・社会の調和の取れた持続可能な社会構築に向けて全世界が取り組む2030年までの国際目標であり,日本でも産官学民のパートナーシップによる取り組みが加速し,地球・地域の未来を見据えた,SDGsをベンチマークにした行動ガイドラインの策定が進んでいます。
「日経SDGsフェスin どまんなか」は,東海地域の活力ある持続可能な社会の実現に向けて,自治体,企業,大学,団体などがSDGsを共に考え,連携を高め,東海発共生・共創・イノベーションで実現する社会課題解決を目指して,11月30日から12月1日の2日間,日本経済新聞社及び日経BP主催で開催されました。
まず,伊藤正明学長の環境・SDGs方針に「地域共創大学としてカーボンニュートラル社会・持続可能な社会に寄与」することが明確に示されている特徴を強調しました。また,三重大学のSDGsへの取り組みについてイギリスの高等教育専門誌(THE)の大学ランキングからの高い評価,特に,SDGsの目標4(質の高い教育をみんなに),目標12(つくる責任,つかう責任),目標7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに),目標13(気候変動に具体的な対策を)などについて紹介しました。研究において三重大学のシーズと地域のニーズとのマッチング,教育において教養教育及び専門教育の全ての講義のシラバスにSDGsの17目標との連携を提示することによって,SDGsについて学生の理解を高める工夫,第4期において三重大学の新たな改革となる「三重モデル地域創生」についてプレゼンを行いました。
さらに,環境・SDGsにおいて「三重大学環境・SDGs報告書2021」の名称変更によるSDGsへの取り組みの強化,伊藤正明学長と教職員,学生代表との環境・SDGs座談会によるコミュニケーションの強化,国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26;グラスゴー会議)へ代表派遣(朴 恵淑特命副学長)による三重大学の環境・SDGsへの取り組みに関する国内外への積極的なアピールなど,グローバルとローカルとの融合によるグローカル活動を網羅した「地域共創大学三重大学の環境・SDGsの先進的取組」の戦略,成果,三重大学の未来図について,丁寧なアピールを行いました。
詳細なプレゼン内容においては,日経Webにおいて,動画が公開(アーカオブ)されました。URLは、こちら
是非とも,目を通してください。
これから,さまざまな場所でお配りしたいと思います。見つけられた方は是非ともお手に取ってご覧ください。
※A4(両面印刷)は,こちら
『三重大学環境・SDGs報告書2021』のWeb版は,こちら
]]>「三重大学環境・SDGs報告書 2021」は,学長メッセージを筆頭に,三重大学の概要,特集(環境・SDGs座談会2021など),環境・SDGsコミュニケーション,サステイナブル・スマートキャンパス,環境教育,環境研究,環境関連の取組と評価,マネジメントシステム,第三者評価の9つの章で構成され,次の5つの特徴が挙げられます。
(1)三重大学環境・SDGs方針に基づく,教育・研究・社会貢献・業務運営 の充実したコンテンツのプラットホーム
(2)三重大学の教職員と多数を占める在学生と留学生との協働による環境・SDGs活動の見える化
(3)Web版と和文と英文による概要版,動画のYouTubeによる学内外,国内外へ積極的な広報化およびデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
(4)テーマおよび内容毎に,SDGsの17の目標との関連性の表記
(5)環境・SDGsの次世代を担う人材育成のための教材化
「三重大学環境・SDGs報告書2021」を通じて,持続可能な開発目標(SDGs)に向けた三重大学の役割を明確に示すのと同時に,地球温暖化による気候危機を救う,脱炭素社会・カーボンニュートラル社会の持続可能な三重創生に,知の拠点と次世代人材育成のプラットホームとしての三重大学の社会的責任(USR)を果たします。尚かつ,地域の共通価値の創造(CSV)に貢献できる「三重大学環境・SDGs報告書2021」の有効活用を期待しております。
三重大学の構成員はもちろんのこと,教育機関をはじめ産官学民の多くの方々に目を通して頂き,「三重大学環境・SDGs報告書」のさらなる発展的展開のための忌憚のないご意見を頂けますようお願い申し上げます。
2021年9月30日
特命副学長(環境・SDGs)
国際環境教育研究センター(MieGECER) 環境報告書部門長
朴 恵淑
PCディスプレイ,スマートフォンで見た三重大学環境・SDGs報告書のTOP画面
↑ 画面をクリックすると,Webサイトにリンクします。
※環境報告書2006~2021は,環境・SDGs報告書のページをご覧ください。
]]>7月28日(水)に開催された「三重大学環境・SDGs座談会2021」の詳細につきまして,こちらをご覧ください。
]]>伊藤正明学長からは「教職員とは様々な場面で意見交換を頻繁に行っていますが,三重大学の多数を占める学生と膝を交えて,三重大学の環境・
SDGsのトップランナーとして積極的な推進に向けた意見交換を行うことによる,大きなシナジー効果に期待したい」との挨拶がありました。
「国際環境教育研究センター」の5つの部門(SDGs-ESD部門・環境ISO推進部門・環境教育部門・環境研究部門・スマートキャンパス部門)の活動
内容については,本センターのHPを参照願います。
伊藤正明学長
三重県や三重県内の自治体との連携によるSDGs講演会や展示会を通じた普及啓発活動,三重県の脱炭素社会構築のためのサステナビリティ委員会に
学生初となる委員就任,三重大学と企業(中部電力株式会社)とのエネルギー環境教育協働事業への参加,伊勢湾の松名瀬干潟で環境保全活動,国
際学会で研究発表及び国際交流活動など,世界の若者とのコミュニケーションおよび協働活動を通じた,グローバルとローカルをつなぐ,グローカ
ル環境・SDGs活動について発表しました。多岐に渡る「三重大学ESD-SDGsクラブ」活動は,SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」,目標7
「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」,目標8「働きがいも経済成長も」,目標13「気候変動に具体的な対策を」,目標14「海の豊かさを守ろ
う」,目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」とも密接に関係している活動です。
3R活動として,卒業生の不要となった家電製品を引き取り,新入生や留学生へ譲渡するリユースプラザの活動,素足で走れる町屋海岸プロジェクト
,地球温暖化防止のための緑のカーテン事業などについて紹介を行いました。「環境ISO学生委員会」の活動は,SDGsの目標4「質の高い教育をみん
なに」,目標12「つくる責任つかう責任」,目標13「気候変動に具体的な対策を」,目標14「海の豊かさを守ろう」,目標17「パートナーシップで
目標を達成しよう」とも密接に関係している活動です。
南伊勢町でのカヤック,シュノーケリングなどアウトドアの活動を通じた,自然の楽しさや危なさを人に伝える活動内容について報告しました。ク
ラブ活動を通じた地元の方との触れ合いについて語り,これからも地域に根ざした活動を続けることを述べた。「自然環境リテラシークラブ」の活
動は,SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」,目標13「気候変動に具体的な対策を」,目標14「海の豊かさを守ろう」,目標17「パートナーシ
ップで目標を達成しよう」とも密接に関係している活動です。
「大学が育む地域の学のネットワーク〜地域のつながり・学びの場の創出」をテーマに,大学を地域の学びの拠点にするには,地域の住民が学べる
場所,地域のネットワークをつなげる場所,地域のやりたいことを実践できる場所としての役割が必要であると述べました。具体的な取り組みとし
て,学生がガイドを務め,大学内ツアーの実施などで学生と住民が相互に知り合う機会を作ること,ワークショップやイベントを実施し,大学を学
びの場として認知させること,住民発のアイデアなどの実現のために大学がサポートすることなどを挙げた。このようなアイデアは,SDGsの目標4
「質の高い教育をみんなに」,目標11「住み続けられるまちづくりを」,目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」と密接に関係しているこ
とから,地域と大学との密接な連携による「三重大学モデル」として大いに期待できます。
流暢な英語で,中国の急激な経済成長に伴う,北京や上海,天津などの大都市や工業地域での深刻な大気汚染問題の解決のために四日市公害につい
て学び,日中の国際環境協力について貢献したいとの抱負を述べました。また,得意な英語を活かして,国際学会での発表及び国連の環境・SDGs関
連の国際会議に参加し,三重大学の取り組みを世界へ発信したいと力強く述べました。陶さんの意見は,SDGsの目標4「質の高い教育をみんな
に」,目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」,目標10「人や国の不平等をなくそう」,目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」と密接
に関係していることから,トップランナーの三重大学の環境・SDGsの実績およびノウハウを生かし,三重だけでなく,中国やアジア諸国との環境外
交に活かされる国際貢献の有効な役割を担うことになります。
その後,参加者同士の活発なコミュニケーションによって,「三重大学環境・SDGsプラットホーム(学生)」を構築し,三重大学生の環境・SDGs
活動が個別に行うだけでなく,様々な学生活動を束ね,シナジー効果を生み出す役割を担う「三重大学環境・SDGsプラットホーム(学生)」を積極
的に運営することとなりました。第1歩として,『三重大学環境・SDGs報告書2011』に,「三重大学環境・SDGsプラットホーム(学生)」を設
け,学内の環境・SDGs活動を行うクラブやサークルの活動を調べ,掲載することとなりました。
「三重大学環境・SDGs座談会2021〜三重大学の環境・SDGsのビジョンと持続可能な三重創生に向けた地域共創大学としての三重大学の役割」は,
『三重大学環境・SDGs報告書2021』の特集として掲載されます。『三重大学環境・SDGs報告書2021』のWeb版は和文,紙面の概要版は和文と英文
に作成し,9月30日に国内外へ公表する予定です。なお,本座談会の約45分に編集した動画は,三重大学のHPに掲載し,『三重大学環境・SDGs報告
書2021』とリンクすることで,学内外に積極的に発信する予定です。
参加者一同 ※コロナ防疫措置を行った後,撮影時のみマスクを外した
]]>