2008年度

初年度は北立誠小学校の児童と学生委員が「町屋海岸から不法投棄をなくすにはどうしたらいいのか」というテーマでグループに分かれて話し合いました。 そして児童に第1回環境学習で考えたことを授業にてポスターとして表現してもらい、第2回では、そのポスターにどのような思いが込められているのか発表してもらいました。 また、児童が描いたポスターの中から2作品を選び、町屋海岸に不法投棄防止啓発看板のポスターとして使用することとしました。 完成した看板2枚は2009年3月15日の第14回町屋海岸清掃の際に、北立誠小学校が植樹を行った場所に2カ所設置しました。 また、児童が描いた全ポスターは、三重大学翠陵会館で展示し、児童・児童の保護者、地域住民、三重大学教職員・学生に公開しました。

2009年度

2009年度も2008年度に引き続き「町屋海岸から不法投棄をなくすにはどうしたらいいのか」というテーマで6年生の児童を対象に環境学習を行いました。 環境学習の中で児童にはポスター描いてもらい、三重大学翠陵会館談話室に一週間展示した後、百五銀行津支店栗真出張所に厳選した4点展示しました。 さらに、そのポスター4点を町屋海岸に看板として再度設置しました。

2010年度

2010年度は愛知県名古屋市でCOP10 が開催されたこともあり、「生物多様性」を題材にして、北立誠小学校4年生の児童を対象に計3回行いました。

第1回:2010年6月25日(金)

北立誠小学校の近くを流れる志登茂川の上流・中流・下流の水質を水道水や生活排水といった身近な水をパックテストで比較調査し、 川の現状を知った後、班ごとに意見を出し合い、志登茂川の環境保全ないし環境改善への意識を高めました。

第2回:2010年11月26日(金)

「身近な植物に触れてみよう」というテーマで小学校の校庭内にあるツバキやクスノキなどの植物を観察しながら、 種子がどのように運ばれるかなど季節に合った内容で、それぞれの植物の面白さを紹介しました。

第3回:2010年3月8日(火)

児童に三重大学へ来てもらい、第2回と同じテーマで、小学校には生えていなかったイスノキやトベラなどの植物を紹介しました。 また、ツクシなどの植物も顔を出していたため、春の訪れを体感し、改めて生物多様性を感じられました。

環境学習の写真 環境学習の写真