活動の経緯

本学に隣接する町屋海岸では、不法投棄対策に悩まされ、地域住民によって結成された町屋百人衆の方々が「素足で走れる町屋海岸」 をテーマとしてゴミ拾いなどの海岸美化活動を行っています。また、津市が海岸清掃で回収される不法投棄の処理し、三重県は海岸の 不法投棄対策に伴う法令の解釈に対しての助言を行っています。しかし、有効な連携がとられていないことから現状では不法投棄の減 少に至っていません。
そこで本学が中心となって町屋海岸を軸とした認識共同体を構築することで、地域とのコミュニケーションを通 じて、不法投棄対策を包括的に実施することが必要であるため、2006年6月から活動を開始し始めました。この清掃活動は今年度で6年目となります。

過去のデータ

町屋海岸清掃活動の参加人数は平成20年度から集計し始めて以来、年々増加し続け、22年度には年間合計800人を超える方が参加しました。
同時に毎回の平均参加者の人数も増加しており、参加者の中には企業、学生、地域住民など幅広い人が参加しています。

 

一方、海岸清掃の時回収するゴミ袋の量は年々減少し続け、徐々に不法投棄問題が解消されつつあることがうかがえます。