地球環境
センター

Center for Global EnviromentEducation & Research

Center for Global Environment Education & Researchセンターについて

センター長あいさつ

 

毎年、最高気温の記録が塗り替えられるなど、近年の異常気象の頻度の多さは、地球温暖化がひたひたと忍び寄っていることを実感させるものとなっています。もちろん、異常気象は、日本だけではなく、世界中のいたる所で起こっています。地球規模の環境問題の解決に対して、教育研究機関である三重大学への期待も大きくなっています。

三重大学は、2006年2月に「三重大学 環境方針」を定め、2007年11月に環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001認証登録をして、2024年11月まで外部評価(審査)を受けながら、環境教育と環境研究を目標に掲げて全学で邁進してきました。三重大学の環境への取り組みは、地域との係わりの中で地道に積み重ねてきました。この20年間に社会は大きく変化してきました。国際的な環境の取り組みを見ると、気候変動に関して京都議定書の履行からパリ協定が発行され、また、2015年には国連サミットで採択された「SDGs」の発行も行われています。国際的な動きに合わせるように、地域社会から三重大学への期待とニーズが劇的なスピードで変化しています。これら変化に対応するため三重大学では、地域に輩出する学生に対する環境マインドの育成と、地域社会に関わる環境人材(科学的地域環境人材:SciLets)の育成に注力しています。このSciLetsでは、グリーン購入大賞やエコプロアワード奨励賞など、外部機関の評価も高く、社会のニーズにマッチした取り組みとなっています。2024年度には、これまでの環境マネジメントシステム体制と取り組みを原点に立ち返り見直して、変化に対応するスピード感を持つために学外の評価(審査)に頼らず、三重大学内で完結できる体制へと再構築を行いました。

2025年度から地球環境センターは、カーボンニュートラルへの対応により一層の支援をしていくために、伊藤正明学長の方針のもと、環境人材育成プログラムを学内展開していきます。また、環境研究の分野では、新たに「ブルーカーボン」と「グリーンカーボン」の研究分野を編成します。地球環境センターは、大学の役割をしっかりと認識し、教育と研究の分野から環境問題の解決とSDGsの達成に向けて、学生と教職員が一丸となり、地域の行政・産業界等と連携しながら、より一層、環境・SDGs先進大学としての取り組みを進めて参ります。

  
  • 三重大学 特命副学長
  • 地球環境センター長

丸山 直樹MARUYAMA Naoki2025年4月

組織図

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地球環境センター組織体制

体制職務一覧

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