ECOアイデア募集2014第1期

優秀賞10件

〇丹羽耕平(学生)

大学内CoolSpotMap
内容:学生たちに協力してもらい、大学内の冷涼スポットを理由を含めてmoodleで挙げて地図化する 
アイデアの対象期間:6月~10月  アイデアの対象場所:大学全域 
アイデアの効果:あまり知られていない冷涼場所を広く知ってもらうことで、その場所を効率的に利用できる

〇藤森 豊(職員)

「快適な温湿度の外気を上手に取り入れる夏の室内空調」 
(① 夏季と冬季の節電アイデア/省エネルギーアイデア )  部屋の空調は入れていたけど、「部屋の外に出てみたら、部屋より涼しかった」という経験はありませんか。また、外の気温が28度にも満たないのに、冷房のスイッチを入れていることは実はよくあることと思います。 もし外気が快適な温湿度であった場合、空調を利用しなくても外気を室内に取り込むことで室内は快適になるはずですが、これまでよりももっと積極的に快適な外気を取り込む工夫をすることで、かなりのエネルギーを節約できるはずです。快適かどうかは、温度だけでなく湿度がどれくらいかによっても変わりますので、「不快指数」というものを利用するといいと思います。 以下のようなことを実施してはどうかと思います。  1.部屋の中に積極的に外気を取り込むことが出来るようにしておく。これは全学の取り組みとして行う。例えば、・窓を開けられるように網戸を取り付ける・扇風機を置き、室内の空気が外と入れ替わるように扇風機をうまく利用してもらう・窓に吸気の出来る換気扇を設置する・積極的に外気を部屋に取り込むためのオリジナルな装置を開発して設置するなど  2.外気の不快指数を常に監視する担当部署をつくる。いくつ以下の不快指数ならば外気を取り込むことを推奨するのかを決めておく。  3.不快指数の状態をメールで全学に向けて知らせる仕組みを構築しておく。  4.外気の状態が指定の不快指数を通り過ぎる時に、以下のように担当部署がメールで知らせる。・指定の不快指数より数値が小さくなったら、エアコンを切って外気を取り込むよう一斉メールで促す・指定の不快指数より数値が大きくなったら、外気が指定の不快指数を超えていることを一斉メールで知らせる (同時に適切な温度設定等を心がけるよう伝える)例えば、おおよその一日の動きは以下のようになります。朝のうちはエアコンは使わず、外気を取り込むことを推奨。お昼に近づき指定の不快指数より数値が大きくなったときは、一斉メールで知らせて同時に適切な空調の温度設定などを呼びかける。夕方になり指定の不快指数より数値が小さくなったら、エアコンを切って外気を取り込むよう一斉メールで促す。 ●アイデアの対象期間:5月~10月(不快指数が高くなる期間) ●アイデアの対象場所:学内全建物(賛同し協力頂ける教職員と学生が取り組める場所) 可能であれば、他の企業や自治体などとも連携して実施できれば、なおいいと思います。 ●アイデアの効果(予測):計算していないので解りませんが、過去1シーズンの気温・湿度の記録を調べ、協力頂ける人の割合などを予測してどれくらいの部屋で実施されるかを見積もれば、どのくらいのエネルギーを節約できるかは計算できると思います。  


〇中井 有沙(学生)

私は三重大学の木々や草花は、学生や教職員達に特別に意識されていると感じない。 それは、三重が田舎であるため、自然のある風景があたりまえであるという意識が人々の中にはあり、それを活用しようとしていないからではないか。 そこで、自然の素晴らしさを感じてもらうために、森の中にカフェを開いたらどうかと思う。  共通教育2号館と体育館の間に木々が育っている箇所があり、月に2回程度そこにあるベンチに座ってもらって静かにお茶を楽しめるようにすればいいのではないか。 この時大切なのは店を開くときのコンセプトである。  一つは、自然を感じてもらうために静かに過ごすことである。 大学内では夏にはセミが、秋にはコウロギなどが鳴いているし、ヒヨドリやメジロなどの鳥も出現する。  二つ目には、季節感を感じてもらえて、学内の自然を活用できるものにすることである。  幼いころには季節の行事を行っていたが大きくなって忙しくなるにつれて、それらを感じる暇なく日々が過ぎていくことがあるからである。 三重大学では6月あたりになるとヤマモモやクコの実などの木の実が取れたり、夏には緑のカーテンにゴーヤやタイタンビカスができるので、それらを用いたメニューを作ってみるといいと思う。 三つ目には、普段話さない人との交流や新しい発想に触れる機会を提供する場とすることである。  相席を促したり、「○○についてどう思うか」というテーマに回答できて他の人の意見も見ることのできるボードを設置したりして、普段部活・サークルやバイトをしているときには考えないことを考える機会を作ることで、その人の世界が広がる場となるといいと思う。これらのコンセプトを理解してもらうことで、来店した人たちが毎日の生活に自然を感じ、それらをもっと活用していくことで、自然を大切にしていくことをもっと意識するのではないだろうか。


〇下田菜生(学生)

三重大学においては多くの環境に関する授業が開講されているが、時間の制約や必修授業との兼ね合いによって興味のあるすべての授業を履修できるわけではない。  また学習した内容についてその授業を受講した本人の中でとどまることが多く、その他学生が内容について詳しく知る機会がない。  そこで環境に関して学んだことや自分がボランティア活動や市民団体で学んだことを、学生がレポートを書くのに使用して使い慣れているワードでまとめる。  まとめたものをムードルを使って投稿し、その他学生にも知識の共有ができる場を提供する。  ムードルを使用することで投稿者にコメントをつけることや、同じ授業を受講した学生が補足説明をすることもできる。  そのうえわかりやすいものなどには評価をつけ、評価の高いものにはMIEUポイントを特別に付与する。  対象期間は授業期間ではなく、長期休暇中とすることで長期休暇になっても継続的に学習でき、テストや課題などに追われていないため内容について吟味しながら投稿できる。  対象場所については制限を設けないかわりに、投稿する項目を先に選ぶことであとで見るときにテーマごとにまとまって見られるようにする。  効果として興味があっても受けられていなかった授業の内容を知れることによって、他分野について学習することができ生涯教育にもつなげられるのではないか。  また先生方にも見てもらうことで、学生がどのように授業を受け止めているのか相互に学ぶことができるようになると予想される。

〇北 英彦(教員)

教室の温度環境の現状把握をすべきである.→ 対策を急ぐべき教室を絞る.
  (1) 暑いという教室を,学生・教員に教えてもらう.Web上で報告できるようにする.ゾーン,建物,階,教室番号,年月日,時間帯,そのた自由記述.  (2) 暑いと指摘された教室で,1周間ぐらい24時間温度測定を行う.適当なデータロガーを探す.A&D温度データーロガーAD-5325がアマゾンで7000円ぐらい.


〇宮崎 典(職員)

エアコン室外機の設置位置について  学内の一部で見かけますが、エアコン室外機が近い位置(向かい合う等)に設置されており、ショートサーキットを起こしているところがあります。室外機を設置する際に少し注意することで、効率よく、無駄な消費電力を抑えることができます。すでに設置されている室外機を移動することは費用もかかるので難しい部分もありますが、対策としては有効だと思います。    


〇森元貴大(学生)

節電・省エネのECOアイデアとして、「節電・省エネ選手権」の実施を提案します。これは大学内の各部署を対象とし、電気使用量や紙の使用量などいくつか項目を設け、その項目ごとに前年度比でどれだけ削減できたかを競います。そして、年度末に集計し、第1位になった部署に対しては、省エネ商品を贈呈し、より一層の省エネに取り組んでもらいます。学部によって電気などの使用量は異なるので、使用量そのものの数値ではなく、何%削減できたかという割合で表します。アイデアの対象期間は毎年です。毎年実施して継続的に改善していけば、かなりの成果が見られると思います。また、アイデアの効果としては、自分達が実践した省エネ活動の結果が数値によって「見える化」されることで、成果を実感できるとともに、次の環境活動へのモチベーションを高めることができます。さらに、部署間で競い合い、賞品も用意することで、より高い効果が得られると予測されます。


〇稲垣美穂子(職員)

環境・情報科学館に発電式の自転車を設置し、携帯の充電などが出来るようにする。


〇野呂 明美(職員)

エアコンを稼動させる部屋の数を減らす。  あちらこちらの部屋に分散している学生の居室を夏季,冬季のエアコンを稼動させる時期には,少なくとも1研究分野に1室に限定してエアコンを稼動させる。広い事務室に1人で残業という場合,自分の机以外での作業が可能である場合は狭い部屋へ移動して作業する。

〇中村成次(職員)

「エレベータの利用制限」  ・エレベータで3階以下の移動の際は、原則エレベータ利用禁止(台車、車椅子等特別な利用の場合は除く)   5階以上移動の際、階段を利用した人には、申請すれば1日1回まで等限定でポイント付与も検討してはどうでしょうか。   節電の効果が期待できます。