7月21日(土)、環境・情報科学館(メープル館)1Fホールにて標記シンポジウムが開催されました。

内田淳正学長の開会挨拶のあと、第1部は「四日市公害の過去・現在・未来を問う「四日市学」」をテーマに、朴恵淑理事(環境・国際担当)・副学長、四日市公害裁判原告の1人野田之一氏、公害の歴史を記録している澤井余志郎氏による記念講演、また医学系研究科公衆衛生・産業医学 笽島茂教授による「四日市公害における環境と公衆衛生」と題した基調講演が行われました。

 第2部は、「アジアの環境問題と国際環境協力・グローバル環境人財育成」と題し、朴理事・副学長コーディネーターのもと、モンゴル国立大学副学長ガルトバヤル・アルトバザ氏、タイタマサート大学副学長ソムチャイ・チャカターン氏、韓国高麗大学医学部・環境保健センター事務局長徐成哲氏、三重県副知事石垣英一氏、江原宏三重大学副学長、舘明宏三重大学環境ISO学生委員会委員長の6名をパネリストに迎え、討論が行われました。

 

シンポジウムには、約200名の参加があり、四日市公害から学ぶ過去・現在・未来についての講演、討論に、熱心にメモを取る多数の学生の姿が見られました。