本学が平成26年12月6日(土)に開催した『三重大学ユネスコスクール研修会/シンポジウム2014 「ESD in 三重2014」国際会議~ESDに関するユネスコ世界会議の成果・今後の展望~』について報告します。

 

『「ESD in 三重2014」国際会議』は、11月7日から12日の期間に本学が主催した「ESD  in 三重2014」の成果を公表し、ESDに関するユネスコ世界会議の成果について学び、今後の展望について考える機会にすると共に、県内のユネスコスクール などの活動事例を共有し、県内ユネスコスクール間のネットワークの構築を促進することを目的に開催いたしました。

当日は、内田淳正三重大学長の挨拶から始まり、朴恵淑理事・副学長による「ESD in 三重2014」の成果報告が行われました。そして、「ESD in 三重2014」の活動を収めた映像を15分間上映し、ユースによってまとめられた「アジア・太平洋持続可能な開発のための教育 (ESD) ユース宣言」を日本語と英語で公表しました。

 

 

      
ESD in 三重 2014」成果報告朴恵淑三重大学理事・副学長
 
「アジア・太平洋持続可能な開発のための教育(ESD)ユース宣言」

その後、独立行政法人 理化学研究所 理事長特別補佐 (前文部科学省国際統括官)加藤重治氏による基調講演「ユネスコESD世界会議~成果とESDの新たな旅立ち~」が行われました。続いて、現在加盟申請中 の学校を含む、県内の小・中・高・大学のユネスコスクールの児童・生徒・学生自身により、以下の活動事例報告が行われました。

基調講演:加藤重治氏     独立行政法人理化学研究所 理事長特別補佐(前文部科学省国際統括官)

 

○名張市立薦原小学校: 
1年生から6年生が行っているESDの学習
○学校法人梅村学園三重中学校・三重高等学校:
  「松名瀬海岸をフィールドとした総合学習 (環境)
及び
クラブ活動 (生物相調査) 等」
○鈴鹿市立鼓ヶ浦中学校:
「海岸清掃、自然保護の取り組み」
○学校法人セントヨゼフ女子学園高等学校・中学校:
募金活動「ウォーカソン」
○三重大学教育学部附属中学校:
  「附属の特性を生かした取り組み-天津実験中学校との交流-」
○三重大学ユネスコスクール学生委員会
・三重大学環境ISO学生委員会:環境ISO学生委員会の活動紹介
・三重大学災害ボランティア支援団体 (MUS-net):
MUS-netの活動紹介
・防災学習部会:タウンウォッチングを用いた防災学習の重要性
※「ESD in 三重2014」にて行われた分科会テーマの一つ