平成27年9月4・5日、第9回全国環境ISO学生大会が三重大学環境ISO学生委員会主催で、環境・情報科学館を中心に開催されました。

全国環境ISO学生大会とは、環境マネジメントシステム(以下「EMS」)の運用に取り組む全国の大学生が集い、互いの活動報告や情報交換を行うことで、各団体の課題を発見するとともに、日々のEMSの活動を踏まえて新たな活動の可能性を創造する学生主催の大会で、参加校が持ち回りで毎年実施しています。

国際環境教育研究センター山村環境教育部門長から開会の挨拶があり、「他団体の活動から学び自分たちの活動の発展につなげよう!」をテーマに2日間の大会が開催されました。

一日目の午前は、NPO法人エコリーグ理事 服部 拓哉氏から「学生環境活動におけるネットワーク」と題し講演いただいた後、三重大学人文学部・地域イノベーション学研究科 朴 恵淑 教授から「四日市公害の過去・現在・未来を問う「四日市学」と私たちの役割」と題し講演いただきました。午後からは大学構内のサイトツアー、各団体の活動紹介を行いました。

講演NPO法人エコリーグ理事
服部 拓哉氏
講演人文学部・地域イノベーション学研究科        朴 恵淑 教授               サイトツアー
サイトツアー

サイトツアー

各団体の活動紹介

二日目は、分科会を行い、1)学内環境(緑化・美化活動)・2)清掃活動・3)環境教育・4)広報・5)3R・エネルギーの5班に分かれ、活動テー マごとに、お互いの活動のいいところを探り、「もっと良くするにはどうしたらいいか」等の討議を行った後、分科会発表を行いました。

          分科会           分科会         分科会発表

最後に、各参加大学代表者から、「今大会で学生環境活動のネットワークの重要性の再認識、ネットワークの構築方法、また、各大学独自の環境活動取組等が大変参考になり、新たな取組へのヒントが得られた。」等の総評があり、二日間の日程を無事終了しました。