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地球環境センター
周南市(山口県)でNEDOのサイトビジット(現地視察)が行われました
令和7年11月18日に、協力機関である山口県周南市役所と周南市の戸田(へた)漁港で、大型藻類バイオリファイナリーの実証試験に関するサイトビジット(現場視察)が開催されました。早朝から徳山港から旅客船(せとしおシーガル)に乗船し、実証事業が行われる桑原地区(戸田漁港)に移動して、調査養殖用筏見学、プラント建設予定地見学、種糸培養・育生装置設置の予定地見学が行われました。
徳山港から乗船の様子
実証試験の戸田漁港に向かう様子
調査養殖用筏見学の様子
午後から周南市役所の多目的室にて、研究の進捗報告(非公開)と質疑応答・意見交換など行いました。
この実証事業は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の大型プロジェクト｢ムーンショット型研究開発事業｣の一環として行われます。
京都大学成長戦略本部の植田充美特任教授をPM(プロジェクトマネジャー)に、京都大学、三重大学、京都工芸繊維大学、Green Earth Institute株式会社(外注先)、関西化学機械製作株式会社(再委託先)、五洋建設株式会社(R7から再委託先に参画)による産官学共同研究として提案した｢機能改良による高速CO₂固定大型藻類の創出とその利活用技術の開発｣が令和4年度に採択されています。三重大学チームには、柴田敏行教授、田中礼士教授、三宅英雄准教授、山本康介助教、奥山哲也環境アドバイザーが参画しています。