三重大学は、国連と世界の高等教育機関とのネットワークである国連アカデミック・インパクト(UNAcademicImpact:UNAI)に、2019年1月29日加盟しました。

国連アカデミック・インパクト

三重大学の役割

三重大学は、UNAIの枠組みを活用して、国連システムとの連携をさらに深めるとともに、定められた10の原則を踏まえ、本学では7つの原則について、建学以来の伝統と実績に基づいて、「三重の力を世界へ:地域に根ざし、世界に誇れる独自性豊かな教育・研究成果を生み出す ~人と自然の調和・共生の中で~」を基本的な目標として掲げ、地域社会や住民の皆様との緊密な連携をとりつつ、「人類福祉の増進」・「自然の中での人類の共生」・「地域・国際社会の発展」に貢献できる「人材の育成と研究の創成」に取り組み、国際社会へのさらなる貢献を目指します。

三重大学が取り組む、アカデミック・インパクト7原則

原則1:国連憲章の原則を推進し、実現する
 原則2:探求、意見、演説の自由を認める
 原則3:性別、人権、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する
 原則4:高等教育に必要とされるスキル、知識を習得する機会を全ての人に提供する
 原則5:世界各国の高等教育制度において、能力を育成する
 原則9:持続可能性を推進する
 原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く

◎三重大学は、国連アカデミック・インパクト7つの原則と、国連のSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の取組みを通して、地球規模の諸課題に積極的に取り組むことを約束します。
 ※国連アカデミック・インパクトJapanについては、こちらをご覧ください。

アカデミック・インパクトを考慮した「三重大学環境方針」の公表

本学学長が環境に関する宣言をした「環境方針」には、アカデミック・インパクトの原則1、原則4、原則5、原則9を含め、2019年1月1日に改定をしました。

環境方針

今後のアカデミック・インパクトの活動に関する報告は、「United Nations Academic Impact Member Handbook」に従い、翌年2月末には、1月1日から12月31日までを対象とした活動レポート(英語版)作成し公表するとともに、毎年発行する環境報告書への掲載をしていきます。

環境報告書は、2006年から毎年発行しています。詳しくは、こちらをご覧ください。

~環境報告書2018~