8月24日(金)~25日(土)  三重大学キャンパスにおいて「全国教職員セミナー2012」が4年ぶりに開催されました。

三重大学は、「世界一の環境先進大学三重大学」実践事例をテーマに実践事例紹介をしました。

配布資料「セミナー・ノート」 理事 朴 恵淑の報告要旨より一部抜粋

三重大学は、地球規模の環境問題に対して主体的に取り組み、次世代に持続可能な地球社会を引き継ぐ使命を担うことのできる人材育成を目的とした「世界一の環境先進大学」を目指しています。2010年には「日本のエコ大学ランキング一位」、「第8回環境経営大賞パール大賞」を受賞し、「三重大学環境報告書」は、2006年から現在までに環境省主催の「環境コミュニケーション大賞」を4回、東洋経済新報社主催の「環境報告書賞公共部門賞」を3回受賞するなど、外部機関からも高く評価されています。

「世界一の環境先進大学」として、2010年から「カーボンフリー大学」、2011年から「スマートキャンパス」の2つの構想を実現させるため、教職員と学生、さらには三重大学生協と連携を重ねています。カーボンフリー大学では、省エネ性能の高い設備改善や学内外においてエネルギー削減のための運用改善を実施し、2020年までにCO2を1990年比で30%削減する目標を掲げています。スマートキャンパスでは、エネルギー転換及び再生可能エネルギーを活用し、キャンパスコミュニティマネジメントを構築運用することで、2014年までにCO2を2010年比で24%(1990年比で21%) 削減します。この2つの構想は、エネルギー(CO2排出量)削減のためのハード面とソフト面での融合による仕組みです。特に、三重大学生協と共に行う「MIEUポイント」は、環境活動に対する環境ポイント付与制度として、学生と教職員による環境活動の見える化や継続的取組を促す、野心的な「三重大ブランドの環境制度」です。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

「全国教職員セミナー2012」~ 大学生協の教育的役割を考える ~

○ 新たな大学生協の交流を広げる結節点としての全国セミナー

○ 学生生活の困難を生活から支える大学生協の役割を考える全国セミナー

○ 大学生協の教育的役割を考える全国セミナー

 

主催 全国大学生活協同組合連合会 教職員委員会

後援 国立大学法人三重大学

日時 2012年8月24日(金)~25日(土)

会場 三重大学キャンパス 三翠ホール8月24日(金)

三重大学キャンパス共通教育棟3号館8月25日(土)

対象 会員生協の教職員組合員および理事会が指名した方、地域センタ一教職員委員、その他主催者が認めた者

 

プログラム1日目 24日(金)

・  全国教職員セミナー2012開会挨拶:実行委員長 箕浦昌之 氏 (名古屋大学職員、全国教職員委員会副委員長)

・  全国教職員セミナー2012開催にあたって:全国教職員委員会委員長 玉井康之 氏 (北海道教育大学釧路校教員)

・  来賓挨拶:三重大学学長 内田淳正

・  【記念講演】テーマ「学生支援と大学生協の役割」:全国大学生活協同組合連合会会長理事 庄司興吉 氏

・  【実践事例紹介】テーマ「世界一の環境先進大学三重大学」実践事例:

①    三重大学環境活動実績報告/カーボンフリー大学:三重大学理事(環境・国際交流担当)・副学長 朴恵淑

②    スマートキャンパスの内容と実績:地域イノベーション学研究科教授 坂内正明

③    MIEUポイント/カーボンフリー大学とスマートキャンパスの活動:環境ISOアドバイザー 奥山哲也

・  <ポスターセッション・パネル展示>

・  【全体会シンポジウム】テーマ「協同が育む学生の自立」
コーディネーター:玉井康之 氏(北海道教育大学釧路校教員)

パネリスト:朴恵淑(三重大学理事(環境・国際交流担当)・副学長)、石澤公明(宮城教育大学副学長)、
溝上慎一(京都大学教員)、田村達哉(鹿児島大学生協専務理事)

・  【特別報告】テーマ「東日本大震災からの経過報告とこの間の復興支援活動へのお礼」:東北ブロック教職員委員会


プログラム2
日目 25日(土)

・  【分科会1~6】

1. 大学生協の教育的役割

2.  食育と科学

3.  平和活動における大学生協の役割

4.  大学生協の進める環境教育と教職員の役割

5.  大学生の読書と生きる力

6.  教職員組合員の組織

・  【特別企画1・2】

  1. 大学生協への消費者教育
  2. 大学生協共済連の共済制度について

・  【オプション企画】