以下3科目の選択科目を新しく開講しました。

【第3分野】 重金属の生体への影響と適正処理技術(排水として)

鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科 准教授 甲斐 穂高

<講義内容>
 重金属は便利で快適な生活を送るために,主に製造業の分野で必要不可欠なものです。しかしながら,重金属は生体に対して毒性を発現したり,悪
 影響を及ぼしたりする恐れがあり,適正な管理または適正な処理が必要です。本講義では,工業分野で重要な重金属を複数挙げ,その役割を紹介す
 るとともに,それら重金属が含まれている排水を適正に処理する化学的な原理やメカニズムについて説明します。

【第9分野】 地域の自然を活かす自然活用人材の育成

前半部(1):三重大学 地域創生戦略企画室&生物資源学研究科 坂本 竜彦
 後半部(2):三重大学 大学院生物資源学研究科 共生環境学専攻 山田 二久次

<講義内容>
 この講義では「地域の自然を活かす自然活用人材の育成」をテーマとして,①「自然環境リテラシー学について」,②「エコツーリズム」について
 お話します。「コミュニティ&インバウンド」では,地域の豊かな自然を活かした産業振興・観光インバウンドの需要を喚起する手法が」本質的に重
 要です。この重要な展開として,三重大学で取り組んでいる「自然環境リテラシ―学」について学んでいただきます。また,「エコツーリズム」の
 考え方や具体例を紹介します.

【第10分野】 廃棄物とリユースの経済学

愛知淑徳大学 ビジネス学部 准教授 渡邉 聡

<講義内容>
 私たちの日常生活に身近なゴミ問題と現代の課題であるリサイクル・リユースについて,経済学ではどのように考えるのか。この講義では廃棄物処
 理やリサイクル問題に関する経済理論の基礎を説明したうえで,リサイクルやリユースの現状と政策・制度,課題について考える。さらには,リサ
 イクルやリユースを促進するための具体的な制度や取り組み説明する。

科学的地域環境人材育成事業はこちらのページをご覧ください。

※三重大学のサイレッツ事業は,日本政府公認のロゴマーク「ジャパンマーク(SDGs版)」の使用を認められています。