3月4日(月)、地域イノベーションホールにおいて教職員、学生を対象にSDGsセミナー「大学等の高等教育機関がSDGsに取り組む意義」を開催し、114名が参加しました。

はじめに、駒田美弘学長から「SDGsについて大学が何をすべきか、教職員、学生それぞれの立場から行動を起こすことができればもう少し環境も良くなるのではないかと思います。本日のセミナーによって今よりもさらに歩みを進めるための機会になればと思います。」と開会の挨拶がありました。

続いて、SDGパートナーズ ディレクター 柴田美紀子氏をお招きして、「大学等の高等教育機関がSDGs に取り組む意義」と題した講演が行われました。講演では、SDGsの付加価値や教育におけるSDGsの意義、各大学の取り組みの紹介などについて説明されました。
また、「人間の戦闘能力はネコ科にも劣っているが(ヒトはライオンと戦っても勝てないが)、それでも生態系の頂点に立つことができたのは教育によって有用な情報が蓄積されてきたことによるところが大きいと考えています。そのため、人類の発展にとって高等教育機関の果たす役割はとても重要であると思います。」と話されました。
最後に「すべての人のWell-beingとFreedomがSDGsの1つ1つの実現を越えた大きな目標ではないかと考えています。」と述べられました。

講演後には、SDGsに配慮した企業のESG投資や2030年の目標の実現に向けて大学や社会が行うべきこと、デザイン思考についてなど参加者からの多くの質問に丁寧に応じていただき、活発な質疑応答となりました。

  

最後に、国際環境教育研究センター長 加納哲理事(情報・環境担当)から閉会の挨拶があり、有意義なセミナーとなりました。