7月15日(火)、標記講演会が教職員・学生・一般対象に環境・情報科学館1Fホールにて行われ、104名の参加がありました。

講演会の始まりに、まず内田淳正学長からの挨拶が行われました。内田学長は大学の省エネ活動の一つ、"緑のカーテン"で実を成したゴーヤとセイロン瓜を披露しながら、「この講演会で少しでも環境への関心を深めてもらいたい」との言葉を参加者へ送りました。

今回の講演会では、特別講演として衆議院議員 盛山正仁氏をお招きしました。「環境政策の課題について」と題した講演では、震災復興に係る環境問題の現状・課題についてや、日本の環境政策の状況、高等教育機関を対象とした環境人材の育成など、多岐にわたるお話をしていただきました。
また、質疑応答の際には、学生からの「今の学生に何を求めますか?」という質問に、「本に書いてあることなどを漫然と"覚える"のではなく、自分で"考える"ことが大切。どんなことにも好奇心を持って、関心を持って学んで欲しい」と激励を送る場面が見られました。

 

 

 

続いて、本学地域イノベーション学研究科の坂内正明教授より、「スマートキャンパスの成果と節電」と題した講演が行われました。坂内教授からは、省エネ設備の導入と運用改善による成果や、今後の更なる改善になどについて詳細な説明がありました。

 

 

 

 

最後に、環境担当理事の朴 恵淑理事による講演が行われました。朴理事は、「『世界一環境先進大学』三重大学の環境戦略」と題して、CO₂削減目標をリードする三重大学についてや、環境実践教育として学生と取り組む三重大学エコポイントシステム(MIEU Point)について、また、世界一の環境先進大学としての社会的責任についてなど、本学の環境戦略についてのお話がありました。

環境をテーマとして様々な話題が提供された本講演会は、多くの参加者の拍手を受けて盛況の内に幕を閉じました。

本講演会の資料は、こちらをご覧ください。・・・環境教育等の資料のページ(学内限定)