ユネスコスクールの木本高校と共催で年に一度実施してきている本活動も昨年度はコロナ禍で実施できなかったが,今年度は参加人数を半減し,活動時も基本マスク着用とすることで12月19日(日)に無事実施することができた。この活動は,参加者に世界遺産である熊野古道の理解を深めてもらうこと,木本高校においては英語で熊野古道を案内するという取り組みの機会を設けるといった,複数の意義を持つものである。
 行きのバス内では熊野古道に関するクイズを英語で実施し,盛り上がった。現地では日本語で説明を受けるグループ(主に日本人学生)と英語で説明を受けるグループ(主に留学生)の2グループに分かれ,木本高校生主導の下に松本峠を歩いた。頂上付近で弁当を食べ,鬼ヶ城側に降り,見学,その後木本高校に移動し,吹奏楽部の演奏,そしてJRC部で取り組んでいるバルーンアートと折紙の紹介をしていただいた。バルーンアートは制作体験をさせていただき,スケジュールが押すほど盛り上がっての交流ができた。その後やはり世界遺産の日本最古の神社と言われている花の窟(いわや)を見学後帰途についた。