企業と組織のみなさまに、自由に活用していただける自社活動のSDGS簡易評価のシートを作成しました。

(自己チェックシート)
 SDGSのSWOT分析と期待の評価 (三重大学国際環境教育研究センター作成)202211.xlsx(ダウンロード)

 作成の背景は、

企業の方から、自社の業種としてSDGsの取り組みが進んでいるのか?また、SDGsの事業活動との関連について、評価をすることができないかとご意見を頂きました。ご要望の一助となればと、一般社団法人M-EMS(ミームス)認証機構(三重県版の環境マネジメントシステムの制度運営機関)の無償協力を得て、小規模事業者が取り組むためのSDGsを考慮に入れて、評価には、企業経営分析でも広く活用されているSWOT分析の要領で、業種としての「機会と脅威」、SDGsという目標の成果を見出すために、環境マネジメントシステムを取り組み、現状分析と目標管理をすることで、「強み、弱み」を評価する方法をとしました。 あくまでも数点の設問に回答していただいて評価をする簡易的な手法を行っておりますので、みなさまの事業活動とすべて合致する回答が表記されないこともあります。 使用する制限は設けておりませんので、ご自由に改変等頂き、活用いただければと思います。

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 入力について 
●入力シートに、63(最大67)項目の設問があります。黄色のセルから該当する回答を選択します。

設問項目と設問数


 ● 業種について(2~6項目)
 ● SDGs登録制度について(1項目)
 ● マネジメントシステムについて(9項目)
 ● 雇用について(2項目)
 ● エネルギーについて(2項目)
 ● 資源について(3項目)
 ● 具体的なSDGsへの取り組み(42項目)

 結果について 
 ● すべての解答をすると、結果SWOT表記に、SDGsの1から17の目標に対して、機会/脅威と強み/弱みの数値を表記転記され、グラフに表記され
   ます。

 
              図 結果の例

 留意事項と考慮事項 
 ● 設問項目の中で、業種の選択と、マネジメントシステムに関する設問で、「取り組みをしている」と各回答をすると、強みと弱みの差が出る
   ような計算になっています。マネジメントシステムを活用することで、目標設定、計画運用、活動の評価などが実施できることから、業種と
   して関連が多いと想定しているSDGsの項目に優位性(強み、弱みの強弱)を表すようにしています。
 ● グラフに関しては、同じ様な評価点となった各SDGSは重なった表記がされますので、お手数をお掛けしますが、各自でグラフの項目をマウス
   などでクリックしながら見える位置にずらしてください。
 ● 本ファイルには、数点のシートを非表示にしています。評価するために用いたシートです。また、入力シートでは、E列~AM列も非表示として
   います。表示を開いて内容を確認いただいても結構です。

  ※ このファイルは自由にご活用および改変もいただけます。(報告は不要です)

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なお、三重大学としては、回答いただき得られる評価結果に関しては責任を負うことはできかねますが、事業活動として課題が明確になり、解決策を模索する際には、是非とも三重大学のシーズをご活用いただき、共同研究への発展や、従業員への環境教育・環境人材育成には、三重大学の科学的環境人材育成事業(SciLets育成事業)などもご活用いただきたいと願います。


 ■ 三重大学全学シーズ集は、こちらから
   三重大学の研究内容を公表しています。事業の課題解決のため、大学教員と共同研究を模索する際にご活用いただけます。
 ■ 三重大学科学的地域環境人材(SciLets(サイレッツ)育成事業)は、こちらから
   環境に関することを大学教員等が、科学的に解説するオンラインのビデオ講義です。


 【問い合せ先】
  三重大学国際環境教育研究センター
  事務担当 施設環境チーム 環境アドバイザー