三重大学SDGsの取組

~お知らせ~

「THE大学インパクトランキング2019」のSDG12(つるく責任つかう責任)において日本国内で1位、
  世界で31位にランクインしました

三重大学は「国連アカデミック・インパクト」に加盟しました

三重大学からSDGsの普及に向けた活動紹介



 学長メッセージ(宣言) 

三重大学は、環境の文化が根付く大学を目指します

環境文化の熟成

 永続的な社会・地球環境を構築するための地域拠点となるため、学内・地域における環境の文化の熟成を図っています。三重大学での学びを通して、未来を担う若者の心に、環境マインドが根付くことを期待していますし、さらには、環境マインドを身につけた学生には、社会においても三重大学の環境文化をそれぞれの立場で広く発信し、SDGs達成のリーダーとして活躍して頂くことを願っています。
(環境報告書2018より)

SDGs(持続可能な「開発目標)   

 つなぐことの大切さは平成27(2015)年9月に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中のSDGsにもつながります。SDGsは人間、地球および繁栄のための行動計画であり、持続可能な開発のための不可欠な必要条件ですが、持続可能とは次の世代につなぐことです。本学もSDGs達成に向け、取り組みを推進していきます。
(環境報告書2017より)

SDGs①

SciLets(科学的地域環境人材)育成事業

三重大学は、平成28年度から、企業・自治体の環境担当者あるいは一般社会人、そして三重大学学生を対象として、地域で活躍できる環境人材を育成する「科学的地域環境人材育成事業」を開始しました。

SciLets事業関連のSDGs

 4 質の高い教育をみんなに 気候変動に具体的な対策を    

詳しくは、SciLetsロゴ

矢印 SDGsに対象となるサイレッツ事業について       

矢印 サイレッツ事業のSDGsターゲットについて

矢印 受講することで間接的な効果が想定できる169ターゲット

本事業(SciLets育成事業)のプログラムは、多面的な環境を捉えられるように10分野のすべてに概論を設け、受講を必須としています。 SDGsの169のターゲットは次の分野により知識の提供として網羅し貢献できています。

SciLets詳しくは、こちら

※三重大学のサイレッツ事業は、日本政府公認のロゴマーク「ジャパンマーク(SDGs版)」の使用を認められています。

SDGs②

研究

本学の研究活動について

三重大学 《研究活動の概要》

三重大学は、多様な独創的応用研究と基礎研究の充実を図り、さらに固有の領域を伝承・発展させると共に、総合科学や新しい萌芽的・国際的研究課題に鋭意取り組み、研究成果を社会に積極的に還元します。地域の課題を探求するならば、それが狭い研究分野の枠に収まり切るなどということは決してなく、本学の研究が産業へ、経済へ、社会へと通じ、また自然へ、歴史へ、文化へと連なっていく。これこそが、私たちの本当の未来の姿を描き出す研究の動機であり契機となります。


環境研究

三重大学における諸研究の中から環境に資する研究のピックアップと取りまとめ、広報および社会連携の促進。とりまとめの成果は「三重大学の環境研究」として公表します。

環境研究     

 

SDGs③

教育

三重大学教育活動の概要

三重大学は、学術文化の発信・受信拠点として「人と自然の調和・共生」を大切にしながら、地域に根ざし、世界に誇れる独自性豊かな教育・研究成果を生み出すことを目指しています。そのために、「感じる力」、「考える力」、「コミュニケーション力」、そしてそれらを総合した「生きる力」がみなぎり、地域に根ざし、国際的にも活躍できる人材の育成を目標にしています。この目標を達成するための全学的組織として地域人材教育開発機構が設置されており、その協力の下、教養教育機構や各学部においてそれぞれの特色を生かした教育プログラムが展開されています。

環境教育

環境教育は、三重大学に在学する学生の環境マインドの育成及び地域環境人材の育成を目的として以下のような取り組みを行っています。

1)教養教育における学際的環境教育システムの構築のため、教養教育のカリキュラムの中で以下のEMS関連講座を実施しています。

2) 学内外の環境教育プロジェクトへの支援と連携のため、環境インターンシップ/国際環境インターンシップを実施しています。

3) エネルギー・環境マネジャー段位制度を活用した人材育成の機会創出のため学内において、国家戦略・プロフェッショナル検定(エネルギー・環境マネジャー段位制度)試験を実施しています。

4)「科学的地域環境人材育成プログラム」の実施体制を整備・構築を行っていきます。

環境教育

SDGs④

三重大学 オリジナル企画 「SDGsを認識する月間」

SDGs、学内の普及活動

三重大学は、6月・7月の2か月間、「三重大学オリジナル月間」として、SDGsを認識する月間を創設しました。

例年の6月の環境月間に合わせて、6月と7月にSDGs(持続可能な開発目標)認識月間として学生向けに普及活動を行うことを目的としています。

SDGs月間

2018年度「SDGsを認識する月間」

受講することで間接的な効果が期待できる28のターゲット(全169ターゲット中)

2

目標2.飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する

2.4 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭 (レジリエント)な農業を実践する。

⇒(2.4)【SciLetsの分野:大気・水と食の健康リスク】・【SciLetsの分野:環境問題・環境評価法】

2.a 開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産能力向上のために、国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発及び植物・家畜のジーン・バンクへの投資の拡大を図る。

⇒(2.a)【SciLetsの分野:大気・水と食の健康リスク】・【SciLetsの分野:環境問題・環境評価法】  

0100_1     SciLetsパンフレット

 

SciLetsパンフレットは、こちら pdf

3すべての人に健康と福祉を

目標3.あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

3.3 2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。

⇒(3.3)【SciLetsの分野:大気・水と食の健康リスク】

3.9 2030年までに、有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。

⇒(3.9)【SciLetsの分野:環境配慮技術】

0300_1   0300(2)_1   0602_1

4 質の高い教育をみんなに

目標4.すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

4.7 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする

⇒(4.7)【SciLetsの分野:環境管理・ESD・SDGs】

6安全な水とトイレを世界中に

目標6.すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

6.3 2030年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する。

⇒(6.3)【SciLetsの分野:大気・水と食の健康リスク】・【SciLetsの分野:環境配慮技術】

6.6 2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼を含む水に関連する生態系の保護・回復を行う。

⇒(6.6)【SciLetsの分野:自然環境保護・生物多様性】

6.b 水と衛生の管理向上における地域コミュニティの参加を支援・強化する。

⇒(6.b)【SciLetsの分野:コミュニティ&インバウンド】

0601_1   0700_1

7エネルギーをみんなにそしてクリーンに

目標7.すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。

⇒(7.1)【SciLetsの分野:エネルギー技術】

7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。

⇒(7.2)【SciLetsの分野:環境配慮技術】・【SciLetsの分野:エネルギー技術】

0200_1   0202(1)_1   0301_1

8働きがいも経済成長も

目標8.包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する

8.9 2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。

⇒(8.9)【SciLetsの分野:コミュニティ&インバウンド】

9産業と技術革新の基盤をつくろう

目標9.強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。

⇒(9.4)【SciLetsの分野:環境配慮技術】

0302_1   0302(2)_1   0303_1

10人や国の不平等をなくそう   

目標10.各国内及び各国間の不平等を是正する

10.3 差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、ならびに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。

⇒(10.3)【SciLetsの分野:環境関連法・行政】

0500_1   0500(2)_1

11住み続けられるまちづくりを

目標11.包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する

11.1 2030年までに、すべての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。

⇒(11.1)【SciLetsの分野:大気・水と食の健康リスク】

11.4 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。

⇒(11.4)【SciLetsの分野:環境管理・ESD・SDGs】

11.6 2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。

⇒(11.6)【SciLetsの分野:環境配慮技術】

0400_1   0401_1   0600_2

12つくる責任つかう責任

目標12.持続可能な生産消費形態を確保する

12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。

⇒(12.2)【SciLetsの分野:自然環境保護・生物多様性】

12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

⇒(12.4)【SciLetsの分野:大気・水と食の健康リスク】

12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

⇒(12.5)【SciLetsの分野:環境配慮技術】

12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。

⇒(12.b)【SciLetsの分野:コミュニティ&インバウンド】

0701_1   0702_1   0703_1

13気候変動に具体的な対策を

目標13.気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。

⇒(13.3)【SciLetsの分野:気候変動問題】

0800_1   0802_1   0803_1

14海の豊かさを守ろう

目標14.持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する  

14.2 2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。

⇒(14.2)【SciLetsの分野:自然環境保護・生物多様性】

0704_1   

15陸の豊かさも守ろう

目標15.陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。

⇒(15.1)【SciLetsの分野:自然環境保護・生物多様性】

15.4 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。

⇒(15.4)【SciLetsの分野:自然環境保護・生物多様性】

15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。

⇒(15.5)【分野:自然環境保護・生物多様性】

15.8 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。

⇒(15.8)【SciLetsの分野:自然環境保護・生物多様性】

15.c 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。

⇒(15.c)【SciLetsの分野:コミュニティ&インバウンド】

17パートナーシップで目標を達成しよう

目標 17. 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

SDGsに対象となるサイレッツ事業について

国立大学法人三重大学は、平成28年度から、地域で活躍できる環境人材を育成する「科学的地域環境人材育成事業(SciLets:サイレッツ)」の本格的な運用を開始しました。

本事業は、SDGsのビジョンと日本の8つの優先課題を考慮しつつ17の目標を逐次照らし合わせながら、環境を網羅的にカバーする講義群「地域環境科学分野(現在10分野)」を設定し、各講義は、e-learning の仕組みによりビデオ授業として提供する。

基礎の10分野として、

l 環境問題・環境評価法

l エネルギー技術

l 環境配慮技術

l 環境管理・ESD・SDGs

l 環境関連法・行政、大気・水と食の健康リスク

l 自然環境保護・生物多様性

l 気候変動問題

l コミュニティ&インバウンド

l 環境経済・経営、ESG

を必須科目として設定しました。

多様な受講者が関連する産業に直結した環境課題を想定し、選択科目を多岐に揃える。受講の修了者には、「科学的地域環境人材【アナリスト】」の称号を付与します。さらに、On the Job Training の仕組みを利用して、社会人に対し、環境(技術)に関する「共同研究」や、「異分野・異業種交流」のハブ機能を提供することで、アナリストより高度な「科学的地域環境人材【エキスパート】」の称号を付与します。

本事業で設定する地域環境学とは、例えば三重県が主導的に取り組み、解決に導いた歴史的な四日市公害と産業との関わりや、現在の半導体や自動車・食品加工産業や窯業などの地場産業を考慮して、三重県内(三重大学)で優先的に育成すべき人材の地域性を考慮したものです。この仕組みは、今後他都道府県に水平展開するときに、各地域の特性を盛り込んで人材育成ができるように考慮しています。さらに、発展途上国やその他の国々の各地域においても、同様に地域の特性を持った環境課題と産業分野が存在するが、その特性を考慮できる仕組みとしました。

サイレッツ事業のSDGsターゲットについて

科学的地域環境人材育成事業(SciLets)」は2030年またはそれ以降に向け、SDGsの次の目的を掲げて取り組みます。

①地域の環境を保全し、地域に多く賦存する環境価値を利活用して地域の活性化を図る。

13 気候変動に具体的な対策を

(ターゲット:13.3)気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。

②地域活性を図るために、本学の学生に留まらず、企業・自治体の環境担当者や社会人を対象にした環境に関する質の高い科学的教育をe-learning の仕組みを取り入れて展開する。

(ターゲット: 4.7)2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

(ターゲット:13.3)気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。

③三重大学を一つの地域拠点として、この仕組みを同じような国内他地域の高等教育機関に広めると共に、発展途上国やその他の国々の高等教育機関にも拡大するためのグローバル組織を構築する。(SciLets GO

4 質の高い教育をみんなに

(ターゲット:4.3)2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。

(ターゲット:4.5)2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

この事業の着実な実施に向け、当該事業は三重県の後援を得ています。また、他国・地域に向けた事業説明として、本学、江蘇大学(中華人民共和国)、チェンマイ大学(タイ王国)、ボゴール農科大学(インドネシア共和国)の4つの大学が、人口・食料・エネルギー・環境に関する研究発表を行った第24Tri-U国際ジョイントセミナー&シンポジウムにおいて、参画を呼び掛けました。